看護師を目指している看護学生が、看護実習をする時には行動計画を立てます。
行動計画を立てるのは、看護師になって病院で働くようになってからもずっと続くので、看護実習の時からしっかりとした行動計画を立てられるようにしておきましょう。
行動計画は、ワークシートに記入します。
様式は病院により様々ですが、だいたいどこも時間と行動計画を記入するようになっています。
実習の場合、実習予定表があると思いますが、それに基づいてその日の自分の予定を記入していきます。
そして、担当する患者さんのスケジュールを入れます。
その後、自分の活動する予定を入れていくようにします。
この時、実習の目標や担当する患者さんの予定(日課)を中心にして考えるようにしましょう。
行動計画が立てれば、次は実習目標を考えます。
何に絞った目標なのかを決めましょう。
例えば、「食事介助」という風に決めます。
そして、次は行動目標の基本を作ります。
「食事介助できる」というようにです。
これを具体的にしてみましょう。
「食事の時の姿勢に注意し、誤嚥などがないかを気をつけながら食事介助ができる」というように具体的な内容にすることです。
看護実習の行動計画は、1人ずつ発表させられることが多いです。
実習目標は食事介助です。
とすると、必ず具体的には?と聞かれるので具体的に記入し、伝えるようにすれば先輩看護師に突っ込まれることもないでしょう。
それに、目標が達成できたかどうかを判断するには、具体性がないとわからないからです。